斎藤登記男 / 添付 場外市場の南、海幸橋の脇にある「波除稲荷神社」の前に9時に集合、築地魚市場の場内を見学し、10時には、後続組と、ここで合流しました。
この神社は、市場の守り神として、古くから地元の人々の厚い信仰を集める「水難除け」の神社です。 創祀は万治年間(1658〜61)、築地の埋めたて工事は波が荒く工事の難行を極めましたが、海中から引き上げられた稲荷明神を祀ったところ、波が静まり工事を無事完成に導いたと伝えられます。
社殿前の天水鉢は、天保9(1833)年、現在の中央卸売市場の南半分を蔵屋敷として有していた尾張徳川家の藩船の無事を祈願して奉納されたものです。
鳥居の右手にある「天井獅子頭」は、嘉永元(1848)年に製作され江戸時代末に焼失した獅子頭を平成2年(1990)に復興させたもので、金色で、高さ2.4メートル、幅3.3メートル、重さ1トンの日本一巨大きさです。
左手の「お歯黒獅子」は、3年間の製作期間を経て平静14年(2002)6月に復興した雌の獅子頭で高さ2.15メートル、幅2.5メートル、重さ700キロです。
(一部をNPO東京中央ネットの中央区のポータルサイトから引用しています) (No.1005)2013/02/25/Mon/09:34
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